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Googleマイビジネスの活用と店舗集客について思うこと

最近、朝晩はすっかり涼しくなってきましたね。
この季節になると、どういうわけか無性に焼き鳥が食べたくなるので、弊社のある中央区八丁堀の焼き鳥屋さんを検索してみました。

Google および Google ロゴは Google LLC の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

「八丁堀 焼き鳥」の検索結果
「八丁堀 焼き鳥」の検索結果@八丁堀1丁目 ©Google

検索結果は、こんな感じです♫

何とも美味しそうな焼き鳥の写真が真っ先に目に飛び込んできたかと思えば、お店の名前や評価点数、口コミ数や、地図情報まで...って、Googleすご。
この機能、ますます進化していますね。ファーストビューだけでなんという情報量の多さでしょうか。

そして少しスクロールしていくと、言わずと知れたレビューサイトの王者、最近なにかと話題の食べログの「茅場町・八丁堀焼き鳥人気ランキング」が表示されました。

店舗集客の必須ツール「Googleマイビジネス」の実力

Googleマイビジネス
Googleマイビジネス ©Google

この1〜2年ほどで急速に存在感が増してきたGoogleマイビジネスですが、Google検索やGoogleマップ上でビジネスのプロフィールやウェブサイトを宣伝できる無料ツールで、直近では毎週のように新機能をリリースしています。

少し前の話になりますが、GoogleアプリのテレビCMも話題になっていましたよね。

Google アプリ:こんな感じのお肉が食べたい 篇

ところでこの検索順位、どういうロジックになっているのか店舗オーナー様でもご存知ない方が多かったので、改めて調べてみました。

ローカル検索結果の掲載順位が決定される仕組み

ローカル検索結果では、主に関連性、距離、知名度といった要素を組み合わせて最適な検索結果が表示されます。たとえば、遠い場所にあるビジネスでも、Google のアルゴリズムに基づいて、近くのビジネスより検索内容に合致していると判断された場合は、上位に表示される場合があります。

関連性

関連性とは、検索語句とローカルリスティングが合致する度合いを指します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、リスティングと検索語句との関連性を高めることができます。

距離

距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。

知名度

知名度とは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、検索結果にはこうした情報が加味されます。たとえば、多くの人に知られている著名な美術館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。

ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。Googleでのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、掲載順位が高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、SEOの手法もローカル検索結果の最適化に適用できます。

– Googleマイビジネスヘルプセンターより引用 ©Google

なるほど、先程のスクリーンショットで検索順位が必ずしも評価点数や口コミの数だけで決まっているわけではない理由も納得できますね。
ちなみに、公式サポートによりますと、

Googleでは、掲載順位を上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません。検索アルゴリズムの詳細は、すべてのユーザーにとって可能な限り公平なランキングシステムを構築するために機密情報となっています。

– Googleマイビジネスヘルプセンターより引用 ©Google

ということです。

つまり、「関連性」「距離」などユーザーアクションに左右されるファクターは含まれるものの、運営側の努力で検索結果を改善できる余地も非常に大きいということですね!
実際に店舗を経営されている弊社のお客様からも、「Googleマップ検索の上位に表示されるようになってから月次平均売上が30%前後伸びた」という声をいただいております。

これからの店舗集客に必要なこと

昨今、いわゆる食べログ3.8問題をきっかけに、公正取引委員会が飲食店情報サイトに対して調査を開始したことが話題になっています。
食べログの運営者であるカカクコム社はこの問題を否定する公式リリースを出されていますし、弊社はこの問題について意見を述べる立場でもありませんが、それだけ情報サイトやレビューサイトなどのWebメディアのパワーが強くなっていることは誰もが認めざるを得ない状況です。

しかし、だからといってお店の生命線とも言えるお客様との接点をポータルサイトや大手情報サイトの広告頼みで行なっていて良いのでしょうか?
賛否はさておき今回の件は、お店を経営されている方であれば少なからずWebマーケティングと集客を考え直すきっかけにはなったのではないではないかと思います。

大切なのは、Googleも明示している「すべてのユーザーにとって可能な限り公平な」ことです。「すべてのユーザー」はお店だけではなく、当然にGoogleのサービス利用者も含まれていると解釈しています。
とても基本的なことですが、WebにしてもSNSにしてもGoogleマイビジネスにしても、お客様の役に立つ情報を発信し、お客様とのつながりを大切にしていく努力が大切だと思います。
弊社でもそのような施策をお客様と一緒に考え、かけていただいた費用がその場限りのものではなく、お客様の資産になっていくサービスを提供していきたいと改めて考えました。

ちょっとだけ宣伝ですが...

弊社では、WordPressサイトとGoogleマイビジネスを連携し、Googleマップ検索からの流入を増やしていくための施策も行なっております。
Googleマイビジネスはお店の集客にとって非常に便利で使い勝手のよいプラットフォームですが、利用には細かなレギュレーションも制定されています。
違反してしまうと最悪の場合リスティングから削除されてしまったり、せっかくの努力も水の泡となってしまいますので、ルールを守って適切に運用していく必要があります。

「お店の集客にGoogleマイビジネスを活用したい!」というお客様は、是非お気軽にご相談ください。