WordPress向けAI問い合わせ判定サービス「GFC Lead」を公開しました
企業サイトを運用していると、お問い合わせフォームにはさまざまな内容が届きます。
サービスの導入相談や見積もり依頼のような大切な問い合わせがある一方で、営業メール、海外スパム、事業と関係の薄い提案、内容の不明瞭な送信なども少なくありません。
この件数が増えるほど確認作業に時間を取られ、本来優先すべき問い合わせへの対応が遅れてしまうこともあります。
こうした現場の課題を解決するため、弊社では、WordPress向けAI問い合わせ判定サービス「GFC Lead」を開発しました。
GFC Leadは、問い合わせ内容をAIが読み取り、スコアリングや分類を行うことで、本当に対応すべき問い合わせを見つけやすくするサービスです。
単純にフォーム送信を遮断するのではなく、問い合わせの「質」を見える化し、管理者への通知やマーケティングデータを最適化します。
INDEX
問い合わせフォームに届くノイズが、運用負担になっている
お問い合わせフォームは、企業と見込み顧客をつなぐ重要な接点です。
一方で、実際には以下のような内容も多く届きます。
- SEOや広告運用の営業
- 人材紹介や採用支援サービスの提案
- 海外から届くスパム
- 自社サービスと関係のない問い合わせ
- 内容が短く、意図を判断しにくい送信
こうした問い合わせも、通常はすべて同じ管理者メールとして届きます。
そのため、担当者は一件ずつ内容を確認しなければならず、問い合わせが多いサイトほど確認負担が大きくなります。
また、営業メールやスパムがGoogle Analytics上でコンバージョンとして計測されてしまうと、広告やSEOの成果も正しく評価しにくくなります。
従って、問い合わせ件数が多くても、それが本当に価値のある問い合わせとは限りません。
GFC Leadは、問い合わせの「数」だけでなく、「質」を把握できる状態を目指して開発しました。
GFC Leadとは
GFC Leadは、WordPressのお問い合わせフォームに送信された内容をAIが解析し、問い合わせごとにスコアや種別などの判定結果を付与するサービスです。
AIは、特定のキーワードが含まれているかだけでなく、文章全体の文脈や具体性、問い合わせの目的を踏まえて判定します。
例えば、以下のような違いを読み取ります。
- サービス導入を具体的に検討している相談
- 見積もりや打ち合わせを希望している問い合わせ
- 一般的な質問
- 営業目的の提案
- 内容が不明瞭な送信
- スパムの可能性が高いメッセージ
判定結果は管理者向けメールに追加されるため、メールを受信した段階で、問い合わせの優先度を判断しやすくなります。
さらに、設定した条件に応じて、低スコアの問い合わせに対する管理者通知を抑制することもできます。
AIが問い合わせ内容を0〜100点でスコアリング
GFC Leadでは、問い合わせ内容をAIが解析し、0〜100点のスコアとして評価します。
管理者向けの通知メールには、スコアだけでなく、問い合わせの種類や判定理由なども表示できます。
例えば、導入時期や相談内容が具体的で、実際の検討意欲が高い問い合わせは高く評価します。
一方で、不特定多数へ送られていると考えられる営業提案や、自社サービスとの関連性が低い内容は、低いスコアとして判定されます。
担当者は、すべてのメールを同じ優先度で確認する必要がなくなり、重要な問い合わせから対応しやすくなります。
低スコアの問い合わせ通知を抑制
GFC Leadでは、設定したスコアや判定条件に応じて、管理者への通知を制御できます。
例えば、一定のスコアを下回る営業メールや低品質な問い合わせについて、管理者向け通知を停止できます。
ただし、フォーム送信そのものを拒否するわけではありません。
送信者側では通常どおり送信完了となり、管理者側の通知だけを最適化します。
そのため、フォームの使いやすさを維持しながら、確認作業の負担を減らすことができます。
大事な問い合わせをAIの都合で止めない、4つの安心設計
いきなり通知を止めない「モニターモード」
AIによる判定を、導入直後から通知制御に反映することに不安を感じる方もいると思います。
そこでGFC Leadでは、段階的に運用できるようにしています。
導入直後は、管理者への通知を従来どおり送信しながら、AIの判定結果だけを確認できます。
実際の問い合わせ内容とスコアを比較しながら、以下を確認できます。
- どのような問い合わせが高く評価されるか
- 営業メールがどの程度のスコアになるか
- 通知を抑制するしきい値を何点にするか
- 自社の問い合わせ傾向に合っているか
傾向を十分に確認したうえで、必要に応じて通知制御へ移行できます。
AIやAPIに問題が発生しても、通常通知を送信(Fail Open設計)
GFC Leadでは、大切な問い合わせをAIの都合で止めないことを重視しています。
AI判定やAPI通信に失敗した場合は、問い合わせを低スコアとして処理するのではなく、通常どおり管理者へ通知します。
システムエラーや一時的な通信障害が発生しても、問い合わせそのものを取りこぼしにくい設計です。
GFC Leadは、問い合わせを強制的に遮断するツールではなく、問い合わせを賢く整理し、人が判断しやすい状態をつくることを目的としています。
判定失敗時の管理者メール通知例
GFCスコア:50
GFC種別:other
GFC通知判定:notify
GFCトーン:neutral
GFC緊急度:low
GFC判定理由:GFC判定に失敗したため、通知対象として扱いました。エラー: GFC API応答エラー
フォームごとに判定条件を調整(カスタムプロンプト機能)
企業サイトでは、複数のフォームを設置しているケースも多くあります。
例えば、一般のお問い合わせフォームと資料請求フォームでは、価値の高い問い合わせの条件が異なります。
また業種によっても歓迎するお問い合わせと、そうでないお問い合わせの種類も変わってくるかと思います。
GFC Leadでは、フォームごとに以下の設定を調整できます。
- AIの判定対象とする入力項目
- 通知を抑制するスコアのしきい値
- ホットリードとして扱う条件
- 歓迎する問い合わせ内容
- 低く評価したい営業提案
- フォームの設置目的
企業の事業内容や運用方針に合わせて、カスタムプロンプトを設定することもできます。
フォーム送信内容をGFC側で保存しない設計
お問い合わせフォームには、氏名、メールアドレス、電話番号、相談内容などが入力されます。
GFC Leadでは、判定に利用したフォーム送信内容そのものをGFC側で保存しません。
保存するのは、ライセンス管理、利用量の集計、不正利用防止、障害調査などに必要な、本文を含まない技術ログに限定しています。
なお、AIによる判定を行うため、フォーム送信内容は判定処理のために外部AIサービスへ送信されます。
外部AIサービスにおけるデータの取り扱いについては、利用するAIサービスおよびモデルの提供条件に基づきますが、送信されたデータは利用するAI APIの規定により、AIモデルの学習には使用されません。
AIサービス側におけるデータの保存期間は、利用するモデルやAPIの仕様によって異なります。より高いプライバシー配慮が求められる利用者向けに、送信データを保持しないZero Data Retention(ZDR)対応モデルを利用できる提供形態についても、現在開発を進めています。
既存のWordPressフォームをそのまま活用
GFC Leadを導入するために、お問い合わせフォームを作り直す必要はありません。
現在利用しているWordPressフォームへ、GFC Leadのプラグインと連携機能を追加することで利用できます。
対応フォームは以下のとおりです。
- Contact Form 7
- MW WP Form
- WPForms
※WordPressは、WordPress Foundationの登録商標です。
※Contact Form 7、MW WP Form、Gravity Formsは、各開発元または権利者の商標または登録商標です。
※本サービスは、各製品の開発元または運営元による公式サービスではありません。
14日間の無料トライアルを提供しています
GFC Leadでは、実際の問い合わせに対する判定結果を確認できる、14日間の無料トライアルを提供しています。
トライアル中は、管理者への通知を止めずに、AIによるスコアや判定結果を確認できます。
まずは現在届いている問い合わせが、どのように判定されるのかをお試しください。
お問い合わせフォームに届くノイズを減らし、本当に対応すべき問い合わせを見つけやすくする。
GFC Leadが、問い合わせ対応とWebマーケティングの改善に役立てばと考えています。
GFC Leadの詳細・無料トライアル
GFC Leadの機能、料金、無料トライアルについての詳細は、サービスページも是非ご確認ください。