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データインテグレーションサービスを開始します

データインテグレーションサービスを開始します

弊社ではこれまでにWordPressに特化したWebサイト制作をベースに、WordPressとZOHO CRMの連携開発や、ZOHOアプリとShopifyの連携などシステム同士の連携・拡張をテーマにサービス展開を行ってきましたが、近日、「データインテグレーションサービス」として新サービスをローンチいたします。

データインテグレーションって?

データインテグレーションとは、複数のデータソースからデータを統合しデータの実用性を高めることで、「データ統合」と訳されます。
例えば、CRM内の顧客データとWebサイトユーザデータを同期したり、製品管理システムとWeb上の製品情報データを同期するなど応用範囲は非常に広く、Webサイトをより戦略的に活用していただくためのソリューションになると確信しています。

どんなサービス?

WordPress・ZOHO CRM・Shopify・Salesforce・HubSpot・Slack・Marketoなど、様々な異なるインターフェイスのデータベース同士を双方向に自動同期するサービスです。
もちろんこれまでも各システムのAPIなどを利用して実現できる部分もあったと思いますが、データ仕様の違いや統合後のデータマッピングなどを含めると、大掛かりな開発を伴うことが多かったのではないかと思います。
新サービスでは、この問題を解決し、より手軽に低コストでデータの双方向同期を行えるサービスを提供していきます。

何ができるの?

これはお客様の業種や活用範囲によって異なりますので、一概に「これができます」と言い切ることができないのですが、それでは何とも歯切れが悪いので、いくつか例を挙げて見てみましょう。

例1)CRMとWordPressの連携

ZOHO CRMとWordPressの連携イメージ

CRMで一元管理している顧客データ・見積りデータ・受発注データの一部をWebサイトと双方向に統合することにより、顧客ポータルの構築が可能になります。
発行した見積書をお客様のマイページに表示したり、見積り内容をそのまま発注したり、過去の注文や見積りを履歴として残したりと、これまでメールやFAXで行っていた業務をWeb完結型に移行することができます。
また有料購読やサブスクリプションサービスなどの管理もWebと連携して一元的に行うことも可能になります。
応用するとWebからの予約受付なども、より便利に手軽に実装することができるようになります。

例2)WordPressとWordPressの連携

WordPressとWordPressの連携イメージ

もちろん、WordPress同士のデータ統合も可能ですので、同時に複数サイトを運営している企業様でしたら、サイトAのコンテンツの一部をサイトBに自動連携するといったことが可能になります。
例えば、オフィス物件を掲載している不動産サイトと店舗物件を掲載している不動産サイトのコンテンツを相互に同期して、店舗物件を探すついでに近隣のオフィスを検索してもらう、ということが実現できます。
また、複数のメディアサイトを運用している場合には、運営サイト同士でインフィード掲載を行うということも可能になります。

その他の利用方法としては、公開しているWebサイトとは別にテストや改修の際の検証を行うためのステージング環境・テストサイトなどを運用している場合、改修の都度本番サイトのデータベースを同期するのが面倒なケースがありますので、このような場合でも、必要に応じて本番サイト→テストサイトへのインテグレーションを行うことで、運用コストを抑えることができます。

例3)在庫管理システムとECサイトの連携

在庫管理システムとECサイトの連携イメージ

例えば弊社で扱っているZOHO InventoryとShopifyの製品情報を相互に同期しておけば、複数のショップ間で商品在庫の一元管理ができるようになります。
具体的には、仕入商品をAmazonに出品したり、自社ECサイト(Shopify)で販売したり、リアル店舗でも販売するとなると、在庫の管理も複雑になってきます。
このようなケースでは、ZOHO Inventoryで商品在庫を一元管理し、Amazonと自動連携、Shopifyとも自動連携、店舗の販売数はInventoryに登録という仕組みにしておけば、常にどのチャネルでも在庫切れ商品を販売してしまうというトラブルを回避して、効率的に商品管理を行うことができるようになります。

まとめ

文章ばかりでごちゃごちゃしてきましたので、ちょっとスッキリまとめさせていただくと、

  • 顧客ポータル機能の作成
  • サブスクリプションサービスの会員管理
  • 多サイト間の記事・コンテンツの相互利用
  • 公開サイト↔テストサイト間の同期
  • Web予約システムの構築
  • 商品在庫の一元管理

といったことがお手軽かつ低コストで実現できます。
詳しいサービスページや料金体系は後日掲載させていただきますが、上記の他にも、「CRM上のこのデータをWebサイトで使用したい」とか、「このシステムとWebコンテンツを同期できれば効率いいんだけど」というものがあれば、是非お気軽にご相談ください。